ロストワックス

ロストワックス製品

サンキャストはあらゆるお客様のご要望にお応えした製品を取扱い中!
インペラー(SCS13)
食品関連用バルブ(SCS13)
継手(SCS14)
クランプ(SCS13)
工具部品(釘打機部品)(低合金鋼)
ミシン部品(炭素鋼・低合金鋼)
耐熱鋼(SCH22)

ロストワックスの特徴

材質

ロストワックスは、その特殊な鋳型製造方法及び鋳造方法により約1,000度に熱せられた通気性の高い鋳型へ注湯する事で、湯流れ条件が良くなる為、選べる金属の種類は広範囲となります。
炭素鋼及び低合金鋼
炭素鋼
S15C S25C S45C
Cr-Mo鋼
SCM415 SCM435 SCM440
Ni-Cr-Mo鋼
SNCM220
ステンレス鋼及び耐熱鋼
オーステナイト系
SCS13 SCS14 SCS16
マルテンサイト系
SUS440C SUS420J2
析出硬化系
SCS24
耐熱鋼
SCH13 SCH22
工具鋼
炭素工具鋼
SK3
合金工具鋼
SKD11

形状

金型構造は単純な二つ割から細かい部品から成る分割型まであります。また、抜き勾配も必要ありません。
機械加工が困難な複雑な内部形状のものや、三次元曲面を持つものなど自由な設計が可能です。
今まで加工後組立していた複数の部品を一体化構造にて設計・製作が可能です。

重量

数g程度のものから、条件が良ければ40kg位の大物まで製作可能です。

生産量

製品形状や重量にもよりますが、数個から数万個/ロットまで対応可能です。

複雑形状にセラミックを使用

こんな品物にはセラミック!
★内部形状が、アンダーカット構造になっている★
★内部形状が複雑になっており、鋳型製作が困難★
★鋳抜き穴でメクラ穴になっている★
★鋳抜き穴で通り穴になっているものの、穴径に対して極端に深さがある★
上記に上げている形状の品物を作製するにあたり、鋳型作製工程において通常工程では難しい分類にになってしまう。しかし模型ワックス成形時に内部構造の形状をしたセラミック中子を、WAXで包み込むかたちで一緒に成形する事により、この工程上の問題は解決し自由な設計が可能となります。
セラミックの使用は日本では、非常に高い物になりますが中国では比較的安価に出来ます。

現物だけでも採寸してロストワックス製作へ

十数年ぶりに製作する事になったが、以前お願いしていたロストメーカーが無くなっており新規で製作するにも図面等の紛失により困難になってしまった場合、また、以前砂型鋳物で製作していたが、木型が壊れて無くなってしまった、などというトラブルが起きた場合に、現物の鋳物製品があれば、それをマスター製品として採寸して、そのデータを基にロストワックスにて製作するという手法があります。
弊社ではその工程として、マスター製品を採寸後三次元データ化し、それを基に光造形機にて樹脂サンプル模型を製作します。それをお客様にお渡しして確認して頂いたのち、先程と同じ三次元データを用いてロストワックス用金型を製作し試作・量産を行っております。

2次加工-機械加工-

2次加工-表面処理-

電解研磨
ステンレスに施す処理で見た目にもきれいで、汚れ不純物除去や防錆効果も得られます。
メッキ
各種メッキ処理も、お任せ下さい。
バフ研磨
表面が鏡の様な仕上がりとなり装飾用としては勿論のこと食品機器に使用されるバルブの外観や内面にもよく使われています。
ヘアーライン加工
ドアノブなどステンレス製品の装飾によく使われています。

ASSY(鋳物はロストワックス&砂型鋳物)

ロストワックス品及び砂型鋳物製作はもちろんの事、塗装、電解研磨、部品調達(ボルト・ゴムパッキン)まで中国で行い、組立しています。