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セミロスト(水ガラス式ロスト)
セミロストはロシアで始められた製法で中国でも古くから取り入れられています。ロストワックスの工程との違いは鋳型造形の時に砂を硬化させる為使用するバインダーを コロイダルシリカ系でなく、 水ガラスを 使う事です。これによりコストと納期を縮小出来ます。
寸法精度、面粗度、肉厚の限界薄さがロストワックスよりかなり落ちる事になります。
砂型鋳物より複雑形状が出来るので砂型鋳物からの荒削り加工費とTOTALで比較して 検討すると魅力が出てくる場合があります。ロストワックスと砂型鋳物の中間的存在です。
ロストワックスと最大の相違点は通常ステンレスを鋳造できない事があげられます。
鉄系、主にSCW450で製造されています。
寸法精度、面粗度、肉厚の限界薄さがロストワックスよりかなり落ちる事になります。
砂型鋳物より複雑形状が出来るので砂型鋳物からの荒削り加工費とTOTALで比較して 検討すると魅力が出てくる場合があります。ロストワックスと砂型鋳物の中間的存在です。
ロストワックスと最大の相違点は通常ステンレスを鋳造できない事があげられます。
鉄系、主にSCW450で製造されています。
セミロストの工程
1.ワックス模型製作工程
複雑形状もロストワックス製法と同じです。
2.鋳型製作工程
鋳型乾燥方法として、ロストワックスでは主に空調室での自然乾燥であるのに対しセミロストでは化学反応による脱水処理を施すことにより短時間で乾燥するためより短納期に対応可能です。
以降、脱ロー・鋳型焼成・鋳造とロストワックス工程と同じになります。
以降、脱ロー・鋳型焼成・鋳造とロストワックス工程と同じになります。
セミロストの寸法公差
ロストワックスとセミロスト寸法公差の比較
mm
|
ロストワックス
|
セミロスト
|
25未満
|
±0.25
|
±0.4
|
25以上50未満
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±0.4
|
±0.5
|
50以上75未満
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±0.8
|
±1.0
|
75以上100未満
|
±0.8
|
±1.5
|
100以上
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±1%
|
±2%
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