【2次加工-バフ研磨-について】

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バフ研磨について
バフ研磨とは、金属やプラスチックなどの表面を滑らかにするために使用される一般的な方法の一つです。専門的な工場からDIYまで幅広く使用されています。バフ研磨は、表面処理の一種です。

バフ研磨の方法

専用の機械を使用して行われます。研磨ホイールと呼ばれる円盤状の部品が付属しており、これを使用して表面を研磨します。バフ研磨には、いくつかの異なる種類があり、例えば、金属用のバフ研磨や木材用のバフ研磨などがあります。また、研磨材には、研磨剤を使用する場合があります。

バフ研磨の方法は、研磨ホイールをバフ研磨機に取り付けます。次に、研磨剤をホイールに塗布し、表面を研磨するという方法です。このとき、表面に傷をつけないように、適切な圧力と回転数を保ちながら作業することが重要です。

バフ研磨の利点

バフ研磨をおこなうと表面が滑らかになり、光沢を与えることができます。また、バフ研磨をすることで表面に傷を付けることがなく、非常に綺麗に仕上がります。さらに、バフ研磨には、表面に付着した汚れを取り除く効果もあります。これにより、表面がより美しく、長持ちするようになります。

さらに、バフ研磨は、物品を強化することができます。例えば、金属品の場合、バフ研磨をすることで、耐久性と強度を向上させることができます。また、木製品の場合、バフ研磨をすることで、汚れや傷を隠すことができます。

バフ研磨の注意点

バフ研磨には、注意点もあります。研磨剤を使用する場合は、安全に注意して使用する必要があります。これらの材料は、人体に有害な場合があるため、マスクや手袋を使って保護することが重要です。また、バフ研磨機を使用する場合は、十分な安全対策を講じるようにしてください。

まとめ

バフ研磨は、表面を滑らかにし、光沢を与え、美しく仕上げるための優れた方法です。専門的な工場からDIYまで幅広く使用されています。しかし、研磨剤を使用する場合は、安全に注意して使用する必要があります。バフ研磨には、注意点もあるため、適切な手順を踏んで行うようにしてください。

【2次加工-表面処理-電解研磨について】

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電解研磨について

電解研磨とは、製品をプラス側にして電解液を介して直流電流を流し、金属表面を溶解させることで研磨効果を得る方法です。物理的研磨とは異なるいろいろな特徴があります。
(蝋燭の表面に熱をかけると表面がツヤツヤになりますね。そんなイメージです。)

電解研磨の利点

電解研磨の利点の1つは、表面がバレル研磨をしたように光沢が上がります。
また、表面の硬度を向上させるのと、もらい錆が付きにくくなり寿命を延ばすことができます。

電解研磨の欠点

電解研磨には、いくつかの欠点があります。電流の方向性が有る為、全体に同じような仕上がりにすることが難しいので表面側を指示して施工する必要があります。裏側はツヤが落ちる感じになります。また、電解研磨は、加工時間と工程が多いため、生産性が低下することも欠点の1つです。

電解研磨の応用

電解研磨は、さまざまな分野で使用されています。主に金属加工分野において、高い精度が求められる部品や製品に使用されています。例えば、航空宇宙産業や自動車産業、医療機器産業などで使用されています。また、電解研磨は、金属以外の材料にも応用が広がっています。例えば、電子部品の表面処理や、セラミックスの仕上げなどにも使用されています。

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野田事業所では、工場から届いたロストワックス素材に不具合が発見されても迅速に対応できる体制をとっております。

主要設備の1つ、サンドブラストについて少し紹介させていただきますね。

・サンドブラストについて

サンドブラストとは、表面を滑らかにするために使用される加工技術のことで、この技術では、高圧空気または水を使用して、表面に砂やその他の粒子を吹き付けます。
この工程により、表面の凹凸を均等にし、美しい仕上がりを実現することができます。

・サンドブラストの利点

利点の1つは、表面を徹底的にきれいにすることができることです。この工程により、表面に付着した汚れや錆が除去され、新品のような見た目を取り戻すことができます。
また、サンドブラストは、さまざまな材料に使用することができ、金属、木材、ガラス、プラスチックなど、あらゆる材料に対応することができます。

・サンドブラストの応用

応用の幅は広いですが、最も一般的な応用は、金属の表面処理です。金属の表面を滑らかにし、錆を取り除くために使用されます。
また、サンドブラストは、ガラスのエッチングやデザイン作業、木材の表面処理、プラスチック製品の表面仕上げなど、さまざまな目的に使用することができます。

サンドブラストは、表面を滑らかにするために使用される効果的な技術です。
この工程には、いくつかの利点と欠点がありますが、適切に使用すれば、表面の美しい仕上がりを実現することができます。
また、応用の幅が広く、様々な材料に使用することができます。

今回はサンドブラストについて少し紹介させていただきました。
今後も弊社設備について、ご紹介していきますので良ければご覧ください。

【複雑形状にはセラミックの使用もおすすめ】

【複雑形状にはセラミックの使用もおすすめ】

複雑形状にはセラミックの使用もおすすめ
複雑形状にはセラミックの使用もおすすめ

・内部形状が、アンダーカット構造になっている
・内部形状が複雑になっており、鋳型製作が困難
・鋳抜き穴でメクラ穴になっている
・鋳抜き穴で通り穴になっているものの、穴径に対して極端に深さがある

上記に上げている形状の品物を作製するにあたり、鋳型作製工程において通常工程では難しい分類にになってしまう。しかし模型ワックス成形時に内部構造の形状をしたセラミック中子を、WAXで包み込むかたちで一緒に成形する事により、この工程上の問題は解決し自由な設計が可能となります。
セラミックの使用は日本では、非常に高い物になりますが中国では比較的安価に出来ます。

セラミックについても少し補足をしておきますと・・・

セラミックは、人工的に作られた非金属質の素材で、現代の産業分野で非常に重要な役割を果たしています。セラミックは、高い耐熱性、耐腐食性、硬度、電気絶縁性などの特性を持っており、様々な用途に利用されています。

・セラミックの用途

その耐熱性や耐腐食性、電気絶縁性、硬度などの特性から、様々な用途に利用されています。例えば、航空機のエンジンやタービンなどの高温部品に使用されます。また、電子部品や半導体製造で利用されます。歯科医療のフィリング材や人工関節などの医療機器にも使用されています。

・セラミックのメリットとデメリット

メリットとしては、高い耐熱性、耐腐食性、硬度、電気絶縁性などの特性があります。
さらに、金属に比べて軽量であり、化学的に安定しているため、長期間の使用に耐えることができます。
しかし、比較的もろいため、耐熱性には優れるが、熱衝撃に弱く、割れやすいというデメリットもありますが、それを鋳型として使いますのでこれが逆に鋳造後に鋳型を除去し易いというデメリットに変わります。
また、セラミック製品の製造コストが高いため、鋳物価格が若干高くなることがあります。

セラミックは、その特性から、様々な分野で広く利用されています。
非常に優れた素材であり、高い耐熱性や耐腐食性、硬度、電気絶縁性などの特性を持っています。
しかしながら、セラミックは比較的もろいため、扱いには注意が必要です。今後も、セラミックの技術の発展が期待されます。

弊社ではセラミックを使用した鋳造も可能ですので、お考えの方は一度お問い合わせしてみてくださいね。

【幅広い業界で採用されるロストワックス】

【幅広い業界で採用されるロストワックス】

ロストワックスは、航空機、船舶、自動車、精密機器、産業機器、医療・介護、建築と数多くの産業に採用されています。
配電盤や分電盤、産業機械など
身近なところだと自販機やエンジンのターボチャージャーやタービンブレード、ゴルフクラブのヘッドなどなど
意外と身近なところでも触れる機会の多い鋳造方法の一種です。

【特徴としては】
・3次元曲面や複雑形状が得意(形状の制限があまり無い)
切削加工では難しい3次元形状や複雑形状も容易にでき、自由なデザイン設計が可能。

・高温状態で通気性の良い鋳型に注湯しますので
部分的には2MM程度の肉厚のステンレス鋳物を製造できます。

・製品強度が高い
一体部品として鋳造することで、組み立て・溶接等による部分強度の弱点の克服が可能です。 鋳造でリブを入れたりすることで、さらに高強度にすることが可能です。

などなど特徴があります。

【安心品質体制】
全ての製品について 独立の検査専門部門にて製造部門の検査とは独立した組織として全品検査をしております。
「ダブルチェック」のサンキャスト、工場と完全分離の検査専門部隊のスタッフが全品再検査をして品質を守ります!!

ロストワックスとは

ロストワックスとは

【ロストワックスとは】

ご存じの方もそうでない方にも改めてロストワックスとはなにか。
ロストワックスを語る上で切り離すことのできない鋳造とはなにかをご紹介していこうと思います!

・ロストワックス鋳造とは・・・
ロウ(ワックス)を利用した鋳造方法の一種。
ロウで原型を作り、周りを鋳造砂や石膏で覆い固め、加熱により中のロウを溶かし出して除去することによってできた空洞に溶かした金属を流し込むと原型と同じ形をした鋳物が出来上がります。
抜き勾配やアンダーカットを考慮する必要がない等の特徴をがあります。

・ロストワックス鋳造の特徴・・・
薄い鋳造というのが最大の特徴で、薄く強度の高い鋳型ですので部分的には肉厚2mmのステンレスも鋳造出来る事が強みです。
一般家庭で良く出てくる食べ物で例えると、海老天の海老を抜いたコロモをイメージしていただけると分かりやすいかと思います。

・鋳造とは・・・
金属を熱でとかし鋳型(いがた)に流し込んで器物を作ること。(鋳型とは鋳物を鋳造するための型。金属をとかしてそれに流しこむ。)

・主な用途としては・・・
あらゆる部品、美術工芸品やゴルフクラブなど。
部品以外にも表現の幅がとても広い鋳造方法となっています。

・鋳物の歴史・・・
鋳物の歴史は古く、紀元前4000年ごろ、メソポタミアで始まったといわれています。
青銅を溶かして型に流し込み、様々な器物をつくったのが始まりです。
鋳造は人間のモノづくりの中で、最も古い技術のひとつといえるでしょう。
現在から5000年〜6000年前からあった技術と考えると世界的に文明を支え、これからの未来でも活用される技術となっています。

ロストワックス鋳造という技術は現代でも活用されている技術ですので、なにか聞きたいことやご相談があればお気軽に弊社へお問合せしてくださいね。

HPリニューアル!

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株式会社サンキャストのホームページをリニューアルしました。
今まで自前でしたが昨今のSSL化、スマホ画面連動等を鑑みプロに再作成をお願いしました。
このページでは弊社や中国の情報を発信していくつもりです。今後とも宜しくお願い致します。